なぜコーチングが必要か?

親が必ず一度は迷い込む迷路、それが受験勉強です。
私は実に22年間も受験生の指導をやってきました。
もちろん、全てが成功だったとは言えませんが、それでも、かなりの数の生徒を成績不振から救い、志望校に合格させました。
その経験を通して、いつしか私は、多くの受験生が、余りにも効率の悪い勉強をしていることに、驚き、ため息が出ました。

なぜ迷路に迷い込むのでしょうか?
「目標があり、やる気もあって、勉強もしているけど成績が伸びません。どうしたらいいでしょうか?」
私は、22年間の学習塾講師としての仕事の中で、数え切れないくらいこの種の相談を受けました。そして、詳しく話を聞いてみると、ほとんどの場合「なるほど、成績が伸びない筈だ。」と思いました。
その理由は、大きく分けてふたつあります。

「教わる」ことでは解決しない

ひとつは、勉強の中心=費やしている時間の大半が、学校や塾・予備校で、「教わる」という一方通行で非効率な受身のトレーニングであることです。
教える・教わるという関係は、効率を犠牲にして、一定のメニューを消化したり、同グループにおいて刺激し合ったりするメリットを重視する形式です。しかしこの形式は特定の個人にはピッタリではありません。
私が仕事とした講師業とは、生徒に勉強を教えて、満足させて、成績を上げることが目的でした。
しかし、実は、そこには、もっとも効率のよい勉強法は何かを発見して、勉強法を教えるという要素はありません。
学校も、予備校も、全ての講師が、教えることを目的としていて、実際に勉強する生徒が抱えている自宅学習の問題は、視野にありません。自分が教える教科以外については、尚更です。

ですから、講師にとって、どの生徒も抱える勉強法の問題は、実は自分の身近な問題ではなく、その結果生徒はその問題を自分で解決しなければいけない状況は改善されません。
違った言い方をするなら、講師は教えるプロであって、勉強法のプロではありません。確かに、すばらしい授業や上手な教え方があることはその通りです。しかし、究極の目的は「教えることではなく、生徒が学ぶこと」です。

残念ながら、講師は、教え方や教える技術で評価されるため、その技術向上は図りますが、生徒が学ぶという行為については、自分が知り過ぎている分、逆に分からなくなっている面があるのが現実です。
私自身が、22年間もの講師業を通じて、成果を上げるために、ありとあらゆる努力を惜しみませんでしたが、常に限界を感じ、満足度は50%未満しかありませんでした。
残念ですが、それは努力が足らないのではなく、それが教える限界なのです。

このように、「教わる」という作業はそもそも本質的な問題を抱えています。そこで、その不足を埋めるために、多くの学校の先生は、宿題を出します。授業で消化不良の状態を作っておきながら、さらに、消化不良を強める作業を押し付けるのです。
生徒は、その宿題をすることに時間を取られながら、消化不良の解決を求めて、塾・予備校に駆け込みます。
塾・予備校は、どこもコース別に独自のカリキュラムがありますので、いずれかを選択してもらいますが、一挙に消化不良が解消するかと言うと、決してそうではありません。
結局、生徒一人一人が抱える問題は千差万別なので、独自のカリキュラムや教材、講師の熱血指導はある程度の効果はありますが、消化不良の解消には至りません。

「教わる」ことでは解決しない、これが成績が向上しないひとつの理由です。

勉強法を含めた個別対策の問題

もうひとつの問題は、必然的に、生徒は、自分で消化不良の解消法を見つけなければなりません。
中には、塾・予備校の指導をきっかけに、一時的に消化不良を解消する生徒もいます。
しかし、それはあくまでも一時的な解消に過ぎないことが多く、自分自身で解決していく勉強法を身に着けたとか、受験までの青写真を手に入れたこととは違います。
生徒一人一人に克服すべき課題があり、それを克服する勉強法や学習計画が必要ですが、誰も教えてはくれません。

つまり、依然として宿題や定期テスト対策、模試対策に追われるその日暮らしの勉強に時間を奪われ、受験までの青写真はまったく描けないのです。
ある意味、迷路から抜け出すことができません。
なぜなら、迷路から抜け出して、効率的な勉強法を実施し、受験までの戦略的な学習計画を持つには、専門的な知識とノウハウが必要だからです。

生徒の目的は、志望校に合格すること=志望校の入試問題で合格点を取ることです。
したがって、生徒が必要とするのは、「教わること」ではなく、そのための勉強法を見つけ、いかに効率的に入試まで対策となる勉強を進めていくかになります。

逆転合格を生んだコーチング

私は、塾長として、合格に程遠い成績の生徒を志望校に合格させる必要に迫られ、結果として、その生徒に最適の対策を考え出し、学習計画を作成せざるを得ませんでした。
そしてそれは同時に、無駄な勉強時間を捨て、志望校の入試問題で点が取れる勉強に集中させることも意味しました。

もちろん、それができたのは、私に長年の受験指導経験があり、専門的な知識とノウハウがあったからです。
「必要は発明の母」と言いますが、こうして私は、受験生に最も必要とされるコーチングを、無意識に実践したのです。

間違った勉強法は悲惨な結果しかもたらさない

的確なコーチングがないと、生徒は、自分では判断ができないので、与えられたものを消化する勉強に時間を費やします。
たとえばそれは「受身の授業」「作業に過ぎない暗記や同じパターンの問題を解いて答え合わせをすること」「演習をしても復習しないで理解の上積みがない勉強」などです。
こうした内容の勉強は、いくらやってもほとんど実力が向上しません。

逆に言うと、それらをすべて止めて、実力アップ、点数アップに直結する勉強に集中したら、成果は劇的に向上します。
私の22年の経験から言うと、受験は、能力50%、やり方と努力50%で決まります。
やり方(勉強法と学習計画)さえ見つかれば、間違いなく成績は向上します。
希望を持って、賢明な選択をしてください!

★参考記事「受験を成功に導く家庭教師コーチング」

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