第2話「4種類の保障と商品群」

下記の図は、某生命保険会社の主な商品がどの保障に該当するかで、配置した図です。したがって、商品名については各社同じではありませんが、各保険会社共、同様な位置付けの商品構成になっていると言えます。

では、商品群ごとに特徴を簡単に解説します。

定期、終身、養老
最もポピュラーな保険です。死亡保障を第一の目的としていますが、定期は掛捨て、終身、養老は老後保障(貯蓄)を兼ねた保険となります。
それぞれ置かれている状況によって優先順位が変わってきますが、ごく普通の生活を送っている場合、終身保険が最も安心安全な商品としてお勧めできます。

終身介護
一定の条件を満たした場合に、終身で介護給付金が支払われます。
この一定の支払条件の内容は、かなりハードルが高く、保険料も高いことから、基本的にお勧めできません。

総合医療
入院、手術を初め、病気とケガに備えます。定期と終身があり、定期は掛捨て、終身は貯蓄を兼ねた保険となります。
入院日額、入院日数、三大疾病(がん、心疾患、脳卒中)特約の有無などによって、カバーする範囲が大きく変わります。

個人年金
個人で積み立てて老後に年金として給付金をもらうものです。死亡保障を兼ねたタイプもあります。
老後保障としてのニーズは確実なものですが、基本的に、貯蓄と比較して有利かどうか次第の商品です。

家族収入
万一の時、残された家族が一定年数年金を受け取る定期死亡保障の1タイプです。
時間の経過に伴い保険金が逓減する分、普通の定期死亡保障より掛け金が安くなります。
時間の経過に伴う必要保障額の変化に対応している点で、無駄がなく、どなたにも間違いがない商品です。

がん
入院日数無制限で診断給付金、先進医療特約がついたタイプが一般的です。
定期と終身があります。
ニーズという点で外せない印象がありますが、商品としての問題点も多く、基本的にお勧めできません。

生前給付
三大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)と診断されたら死亡保険金と同額を受け取れます。定期と終身があります。
三大疾病の有病率2.9%(2005年)を考慮する時、必要だと感じるかどうかは、その人の判断次第です。

変額
死亡保障を兼ねた投資信託で、元本割れのリスクがあります。
投資商品としてではなく、万一の場合の保険として活用することが基本です。

以上、自分が加入する商品の位置付けと必要性を客観的に認識した上で、総合的に判断しましょう。
そのためには、本シリーズの第3話以降を是非ご活用ください。

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